阪神・木浪 球宴明け1軍復帰へ順調アピール「思ったよりも反応できていた」2軍戦で31日ぶり実戦

[ 2024年7月17日 05:15 ]

ウエスタン・リーグ   阪神3-2オリックス ( 2024年7月16日    杉本商事バファローズスタジアム舞洲 )

<ウエスタン オ・神>3回、池田の打球を処理し、一塁へ送球する木浪(撮影・中辻 颯太)
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 球宴明けの1軍復帰に向けて、阪神・木浪が実戦に復帰した。左肩甲骨の骨折からリハビリに取り組んでいた恐怖の8番打者が、ウエスタン・リーグのオリックス戦で「2番・遊撃」で31日ぶりに実戦出場した。

 「(実戦)間隔が空いていたんで、どうかなと思っていたんですけど、思ったよりも反応できていた。守備も打球処理など凄く良かったと思います」

 打撃でも守備でも骨折の影響は感じさせなかった。初回無死一塁からの第1打席では左飛に終わったが、142キロ直球を逆方向に運んだ。3回1死二塁の第2打席では四球を選び、チームの逆転に絡んだ。守っても初回無死一塁で二ゴロ併殺を成功させると、2度の遊ゴロも無難に処理。和田2軍監督も「久しぶりだけど動きは全く問題ない」と評価した。

 この日は4回の守備から交代したが、17日の同戦は5イニング、18日の同戦はフルイニング出場の予定。「あとは打席の中での対投手での対応」と球宴中の1軍練習合流と26日の中日戦(甲子園)からの復帰を木浪は狙った。(鈴木 光)

 ▽木浪の経過
 ★6月15日 ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)9回にヘルナンデスの投球を背中に受ける死球で交代。試合後に病院で「左肩甲骨の骨折」と診断。

 ★同16日 出場選手登録を抹消され帰阪。「全然大丈夫だと思って、今日も試合に出るつもりでした」

 ★同18日 鳴尾浜球場でリハビリ開始。

 ★7月7日 屋外での打撃練習を再開。

 ★同11日 岡田監督が球宴明けの1軍復帰の見通しを示唆。

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