大谷翔平 渡韓前最後のオープン戦は3打数無安打も打率・500で開幕へ視界良好

[ 2024年3月14日 06:54 ]

初回、外野フライに倒れる大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が13日(日本時間14日)、アリゾナ州グレンデールでのマリナーズとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場。渡韓前最後のオープン戦は3打数無安打に終わったが、打率・500でフィニッシュし、韓国での開幕へ向かう。

 前日12日(同13日)のジャイアンツ戦で2ランを含む4打数3安打と大暴れ。最終打席の第4打席では左越え2ランを放った。

 この日の第1打席もフルカウントからの6球目をフルスイング。打球はぐんぐんと右翼方向へ伸び、打った瞬間に大谷は“確信歩き”し、スタンドの観客も本塁打を信じ熱狂。ただ、左中間に向かって強風が吹いていた影響もあり、フェンス手前でハニガーに捕球され、右飛に終わった。

 3回の第2打席、5回の第3打席はともに見逃し三振に倒れ、先発した山本とともにグラウンドを引き上げた。

 この日は快音が響かなかったもののオープン戦は8試合で22打数11安打、2本塁打、9打点、打率・500。昨秋に右肘手術を行ったが、「リハビリはもう終わってますね」という言葉通り、不安を一掃した。

 この日のマリナーズ戦が渡韓前最後のオープン戦で、14日(同15日)に韓国へ出発。17日に韓国プロ野球・キウムと、18日に韓国代表とのエキシビジョンゲームを行い、20日のパドレスとの開幕戦に備える。

 韓国での開幕シリーズを終え、米国で再びエンゼルスとオープン戦(24~26日、ドジャースタジアム)を3試合行う。

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