ドジャースが通算210勝カーショーと再契約を正式発表　大谷、ベッツ、フリーマンとMVPカルテット誕生

囲み取材で大谷や山本についても語るカーショー（撮影・柳原　直之）
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　ドジャースは9日（日本時間10日）、チームからFAとなっていたクレイトン・カーショー投手（35）と1年契約で再契約したと正式発表。2025年は選手オプションが付く。

　通算210勝、3度のサイ・ヤング賞を誇る左腕は、昨年11月に左肩を手術した。復帰は夏以降だが、移籍1年目の大谷、山本にとって残留は大きな吉報となった。

　既に大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオが注目されていたが、14年MVP左腕が加わり「MVPカルテット」が誕生。MVP経験者が同一チームに4人所属するのは、21年と22年のド軍などに続き、史上6チーム目となる。

　キャンプイン前日の8日（同9日）にはメディアの取材に対応し、大谷について「全ての関心は24/7（twenty―four　seven、24時間、週7日ずっと）にわたって翔平に注がれる。彼はそれに対応できるだけの頭脳の持ち主。他の選手に好影響を与えると思う」と語った。

　そして、「正直、このオフ（の補強）は見ていても凄かった。（今季のチームは）これまでで最高のタレント」と大谷を筆頭に、最速101マイル（約163キロ）右腕のグラスノー、メジャー通算159発のヘルナンデスが加わった最強軍団結成を喜んだ。