広島 ハーン&ハッチの新外国人投手コンビが初ブルペン ハーンは黒田Aの「おもてなし」に感激

[ 2024年2月7日 07:00 ]

ブルペンで投球を終え、言葉をかわす(左から)広島・黒田球団アドバイザー、ハッチ、ハーン(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 広島の新外国人、テイラー・ハーン投手(29=ロイヤルズ)とトーマス・ハッチ投手(29=パイレーツ)が6日、日南春季キャンプ第2クール初日に1軍合流即、志願してブルペン入り。あいさつ代わりの投球練習に汗を流した。

 最速160キロを誇る左腕ハーンは坂倉と組んで1メートル98の長身から23球。「真っすぐの制球も変化球の曲がり幅も、非常によかったと思う」と胸を張った。黒田博樹アドバイザーとも会話し「クロダさんのファンで、ずっと彼の投球を見ていた。優しくしてくれたのが印象的」と感激の面持ちだった。

 一方の右腕ハッチは最速157キロの直球に多彩な変化球を織り交ぜて29球。来日前に10回、1月29日にはマツダでもブルペンに入ったとあって「力感は75%ぐらい。内外角への制球を意識し、しっかりした投球ができたのでよかった」と充実感をにじませた。

 新井監督は「彼らには“自分のペースでやって”と伝えた。まだ全力ではないと思うけど、バランスよく投げていたと思う」とうなずき、起用法については「実戦で適性を見極め、全体的な編成を考えて決めていきたい」と話すにとどめた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年2月7日のニュース