ヤクルト・石川 来季“伝説のシーズン”へ 1年目から最長23年連続勝利&神宮最多92勝狙う

[ 2023年12月21日 05:25 ]

契約更改を終え報道陣の質問に答えるヤクルト・石川(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 球界最年長プレーヤーでもあるヤクルト・石川が都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、減額制限いっぱい(1億円以下は25%)となる2250万円減の年俸6750万円でサイン。「来季も野球選手としてプレーさせてもらえるチャンスを頂いて感謝しています。結果を出すことが恩返しになる」と決意をにじませた。

 プロ22年目の今季は入団1年目から22年連続勝利を挙げたが、2勝5敗、防御率3・98。1月に44歳となって迎える来季へ、色紙に「勝負!!」と書き込んだベテラン左腕は「来季は勝負の年」と勝ちにこだわる覚悟を示した。

 来季は偉大な記録もかかる。入団1年目から23年連続勝利ならプロ野球記録で、神宮で勝てば現在91勝の同球場通算勝利も球団の先輩である松岡弘を抜き単独1位に浮上する。大卒選手で入団1年目から23年連続安打となれば、これも最長記録だ。最大のモチベーションは、あと15勝に迫る通算200勝。そのためにも記念の1勝を早い段階で挙げたい。「(200勝は)体と気持ちを動かす原動力の一つ。そこを超えた景色を見てみたい」と見据える。

 長く現役を続けられている理由に「早寝、早起き」を挙げた左腕は「(サッカーで56歳で現役を続ける)三浦カズさん、(元中日で50歳まで現役を続けた)山本昌さんら先輩方に勇気をもらうので、そうなりたいと思う」と力を込め「大きな人に負けたくない気持ちはいまだにある。グラウンドでは年齢も年数も関係ない」と続けた。身長1メートル67の“小さな大投手”は、23年目のシーズンもマウンドで次の一勝を目指す。(秋村 誠人)
 
 ≪02年から22年連続勝利≫石川(ヤ)はプロ1年目の02年から今季まで22年連続勝利。来季も勝って23年連続となると85~07年工藤公康(横浜)、88~10年山本昌(中)、93~15年三浦大輔(D)に並ぶ史上最長で、入団初年度からでは56~77年米田哲也(近鉄)の22年を抜く新記録になる。また、神宮では松岡弘(ヤ)に並ぶ歴代最多の通算91勝で、あと1勝で単独トップに立つ。

続きを表示

「ヤクルト」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2023年12月21日のニュース