ソフトB・周東、打撃向上へポイントは「回転」米シアトルでフォーム修正「どれだけ打てるかに懸かってる」

[ 2023年12月21日 06:00 ]

色紙に来季目標を記したソフトバンク・周東(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンクの周東佑京内野手(27)が20日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、500万円アップの年俸4500万円(金額は推定)で更改した。今季は114試合に出場し、打率.241、2本塁打、17打点、36盗塁で3年ぶり2度目の盗塁王に輝いた。来季は課題の打力アップを目指し、新選手会長としてチームを優勝に導きたいと語った。

来季、周東に託される役割は明確だ。塁に出て、近藤、柳田、さらにFAで加入した山川の快打でホームに還ってくる。今シーズン終盤に1番に定着した周東は「あの形が早くできていたら、チームの順位も変わっていたかも。悔いが残る」と振り返り、「打つしかない」と来季をにらんだ。

 打者として進化のキーワードとなりそうなのが「回」。課題である打撃向上のポイントとして「回転」を挙げた。今月18日まで約2週間、米シアトルのトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で打撃フォームを修正。「これまで右肩、右腰が開いてはいけないと言われてきたけど、逆にもっと開いて、もっと回せっていうのは初日から最後まで凄く言われた」。肝心なのは体の動きに制約を与えないこと。固定概念を覆されたという指導で打球角度が抑えられ、打球スピードも上がった。

 打力が上がれば相乗効果が生まれると考えている。「打率が上がれば出塁率は勝手に上がってくる」。安打数が増えれば、相手投手が警戒して際どい球で勝負し、見極めることができれば四球の数が増える。その結果、出塁率も上がり、チームの得点力アップにつながる。「(自分が)どれだけ打てるかに懸かってる。これだけ選手いれば1番打者がどれだけ大事か。そこがしっかりすれば凄い打線になる」。チームの勝利のためにダイヤモンドを何度も駆け回る決意でいる。

 来季は選手会長の重責も担う。「そろそろ僕らの世代がしっかりして、上の選手にも下の選手にも自由にやってもらいたい」と責任感をにじませた。若手もベテランも働きやすいチーム環境をつくるために気を回す。

 今季は36盗塁で3年ぶり2度目の盗塁王に輝いたが、新選手会長として欲しているのは3年連続で味わえなかった優勝の美酒。「(優勝旅行で)乾杯のあいさつがしたい。それが一番かな」とV奪回を強く誓った。(森 寛一)

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