阪神・湯浅“美酒グラブ”で来季の胴上げ投手誓う　マーク掲げても「グラブは絶対投げない（笑い）」

来季使用するザナックス社のシャンパンカラーのグラブをつけてポーズを決める湯浅（撮影・平嶋　理子）
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　阪神の湯浅が大阪市内で、アドバイザリー契約を結んでいるザナックス社との用具の打ち合わせに参加した。シャンパンカラーを意識したグラブを手に、来季の胴上げ投手を誓った。

　「本当にそうなれるように、自分が頑張るしかない。その瞬間にやっぱりこのザナックスのマークを掲げたいですね。グラブは絶対投げない（笑い）」

　黄色とオレンジ色が混ざったカラーを基調とし、ひもや刺しゅうなどは紫色と、同僚・岩田がチョイスした緑色の2パターンを用意。今年は侍ジャパンの一員としてWBCでシャンパンファイトを経験した右腕は「めちゃくちゃいい。センスあるでしょ」と満面の笑みを浮かべた。

　開幕をクローザーで迎えた阪神では2度、故障で離脱。来季は歓喜の美酒に心から酔いしれるために「来年はしっかり一年通して貢献して、ビールかけできるように」とアツアツの心意気だ。ハワイ旅行には参加せず、国内で練習予定。操作性を重視し今季開幕時よりも1センチ短くなった“美酒グラブ”とともに、再び抑えの座を狙う。　（阪井　日向）