阪神・坂本　再生工場任せろ　新加入の漆原を“第2の大竹”へ「人生が変わるかもしれない」

けん玉を成功させ、会場を盛り上げる坂本（撮影・篠原岳夫）
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　ウルシも「坂本再生工場」にお任せ！阪神・坂本が8日、都内で中野とクリスマスイベントに出席し、クイズやけん玉で約270人のファンと交流した。開演前に飛び込んだオリックス・漆原獲得の一報に「戦力になれるボールは絶対ある。いい思いをしてもらえるように力を貸してあげたい」と歓迎した。

　「（現役ドラフトで）行く選手、来る選手は人生が変わるかもしれない。実際に大竹がいい例。何とかチームの力になれるよう、一緒にやっていきたい」

　今季は、昨年の現役ドラフトで入団した大竹や、初の先発ローテーション入りを果たした村上の専属捕手を務めた。坂本との出会いで2人の野球人生は大きく転換。チームが漆原に求めるのは「第2の大竹、村上」への変身だろう。その第一歩として、坂本は漆原に「積極性」を求めた。

　「コミュニケーションや会話をして、どんどん自分を売るというか（個性を）出してきてもらったらいい」

　今季12勝の大竹がまさにそうだ。「（大竹は）自分をしっかり持っていた」と振り返り「こちらがコミュニケーションを取ったら、どんどんしゃべってくれた。こっちも話しやすかった」と回想した。

　連覇には新戦力の台頭は必須。坂本が漆原を激変レールに乗せ、一本立ちへと導いていく。（八木　勇磨）