JFE西日本が4大会ぶり8強! 新人・田中多聞が好走塁で決勝点演出「迷ったらダメだと思った」

[ 2023年11月15日 18:00 ]

社会人野球日本選手権2回戦   JFE西日本3―1西部ガス ( 2023年11月15日    京セラD )

<JFE西日本・西部ガス>西部ガスに勝利し、ガッツポーズをするJFE西日本先発・大石(左から3人目)ら(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 JFE西日本が河野竜生(現日本ハム)を擁して準優勝した18年以来、4大会ぶりに8強進出を果たした。

 「9番・中堅」で先発した新人の田中多聞外野手(19)が好走塁で決勝点を呼び込んだ。5回2死無走者の第2打席。146キロの速球を捉え、バットを折りながらも遊撃手の頭上を越える安打を放つと、果敢に一塁を蹴った。ヘッドスライディングで二塁を陥れ、塁上で力強くガッツポーズをつくってベンチのムードを盛り上げた。

 「自分の足とセンターの位置を見て、行ける、と。迷ったらダメだと思った」

 二塁ベースのかなり手前からヘッドスライディングしたことで、ベルトが壊れてしまったのはご愛嬌。後続の安打で悠々とホームに還り、決勝点になった。

 19歳を先発に抜てきした内田聡監督は「若い選手にも経験させようと。4タコでもいいと思っていたんですけどね。彼の積極性、アグレッシブさを出してくれた」と称えた。

 田中は11日の1回戦・エイジェック戦では出場機会なし。前日14日に2回戦の先発を告げられた。「見に来てくれる人にいいところを見せようと気合が入っていました」。大阪府八尾市出身で、地元での試合ということもモチベーションを上げるきっかけになった。

 広島・呉港高では通算48本塁打を放ち、昨秋のドラフトではプロ志望届を提出も指名はなかった。将来的なプロ入りを見据え、JFE西日本で腕を磨くことを選んだ。

 「社会人はレベルが高くて付いていくので精いっぱい。その高いレベルの中で、トップになれると信じてやっています」

 自らの成長とチームの勝利に向かって、まだまだ走り続ける。

「日本ハム」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2023年11月15日のニュース