西武 中継ぎ右腕の平井克典がFA宣言「(西武に)残りたいという気持ち大きい」球団は宣言残留認める

[ 2023年11月9日 11:53 ]

取材に答える西武・平井
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 西武・平井克典投手(31)が9日、ベルーナドームで報道陣に対応。今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使すると表明した。

 この日午前、FAの申請書にサインをしたという平井は「(球団から)出る、出ないじゃなくて、もう少し時間をかけてライオンズさんと話したい。家族のことが一番。(球団に)残りたいという気持ちの方が大きい」と話した。

 球団からは既に複数年契約を提示され、宣言残留も認められている。渡辺久信GMからも「(平井の)意見を尊重する。宣言しての残留もあるから」と言われたという。

 獲得を希望する他球団と話をするかは「あまり考えていない」とし、「(西武と)ゆっくり話をするためのFA行使と思ってもらえれば」と強調した。

 平井はHOnda鈴鹿から16年ドラフト5位で入団。中継ぎ陣の一角として活躍し、19年にはパ・リーグ記録を更新する81試合に登板した。今季は54試合で4勝3敗、防御率2・55。

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