阪神・近本、大活躍3安打 岡田監督「初回出たら勝つ」指令もなんの ファイナルS突破へ“一発回答”

[ 2023年10月15日 05:15 ]

フェニックス・リーグ   阪神1-2西武 ( 2023年10月14日    アイビー )

フェニックスリーグ<西・神>8回、近本は右前打を放つ(撮影・須田 麻祐子)
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 阪神・近本がCSファイナルS突破へ向けた“号砲”を高らかに打ち鳴らした。レギュラーシーズン最終戦となった4日ヤクルト戦(神宮)以来の実戦も、実戦勘の鈍りは無縁だ。初回先頭、初球の直球を中前へ運ぶと、3回先頭でも再び初球の直球を中前打。8回先頭で巡った第4打席もカウント2ボールからの3球目を右前に運んだ。すべてファーストストライクを一撃で仕留めてみせた。

 「ファーストストライクをしっかり捉える、という感じ。本当はシーズン中でも、こんな感じで打たないといけないのかなと思う」

 指揮官の“指令”に応える強烈なデモンストレーションだ。前日13日、CSファーストS開幕に際した共同会見で岡田監督から直々に「1回の裏、近本が塁に出たら勝つと思いますね」とキーマンに挙げられた。実際に近本が今季ホームゲームで初回に出塁した試合は23試合でチームは16勝4敗3分けで勝率.800。当の本人も「三振しないように頑張る」と意気込んでいた。この日、プレーを見守った指揮官は「(塁に)出ても勝てんかったな」と勝利はお預けとなったものの笑いながら「勢いというか、それは全然違う」と“一発回答”に十分満足げだった。

 「ストライクだったら打ちに行くというのがある。それをヒットにできるかどうか。タイミングを合わせるということはよかった」

 唯一の凡打、二邪飛に終わった5回1死一塁からの第3打席も、カウント2ボールからのファーストストライクを打って出た。チーム唯一の3安打。今季、3安打以上を記録した試合のチーム成績は7勝2敗なだけに本番での期待度は高まるばかりだ。きょう15日は、CSファイナルSへ向けた最後の実戦舞台となる日本ハム戦(SOKKEN)。白熱するCSファーストSを横目に、細部までチューニングを行い、切り込み隊長は決戦の甲子園へと向かう。(八木 勇磨)

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