履正社の福田は「直球勝負しようと思っていたので気合が入りました」 花巻東の佐々木麟を2打数無安打

[ 2023年10月11日 05:45 ]

鹿児島国体1回戦   履正社9ー1花巻東 ( 2023年10月10日    平和リース )

<花巻東・履正社>履正社の先発・福田(撮影・村上 大輔)
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 履正社(大阪)の先発左腕・福田幸之介(3年)が5回7安打1失点、4奪三振と花巻東を相手に力投した。自己最速に並ぶ151キロを計測し、佐々木麟との対戦は空振り三振を含む2打数無安打と完勝。「国体のために準備してきた。(佐々木麟は)世代を代表する打者でオーラが違ったけど、直球勝負しようと思っていたので気合が入りました」と真っ向勝負を楽しんだ。

 今夏の大阪大会決勝で大阪桐蔭から3安打完封勝利を挙げた世代屈指の剛腕。プロ志望届を提出し、「大阪大会決勝で注目されるようになった。期待されている分、良い投球をしないと評価も上がらない」と言葉に力を込めた。打っては3―1の4回2死無走者で右中間席へ高校初本塁打を放ち、佐々木麟から「えぐいわ」と褒められたことを明かした。

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