【DeNAスポニチインタビュー(3)】1000試合出場の桑原「横浜のイメージはゼロだった」

[ 2023年9月4日 12:02 ]

DeNA・桑原
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 8月29日の阪神戦で1000試合出場を達成したDeNA・桑原将志外野手(30)に迫る単独インタビュー。最終回(第3回)は、プロを意識し始めた「学生期」。ドラフト指名された横浜には、イメージはゼロだった!?(聞き手、DeNA担当・大木 穂高)

 ――中学校で硬式野球のボーイズ(和泉ボーイズ)に入るわけだけど、ボーイズでは二塁手?
 「遊撃手と三塁手で、外野はやっていなかったです」

 ――プロを意識したりは?
 「なかったですね。夢はありましたがあまり意識はしていなかったです」

 ――体は大きかった?
 「全然大きくなくて、高校(福知山成美)で身長は1センチしか伸びなかった。中学校に入るときに1メートル54で、中学校で18センチくらい伸びたんです」

 ――高校では主将にも就任したけど、どういう主将だった?
 「あまり、ワアワア言うことはなくて、ポイントでは言ったりしていたけど、率先して行動していくタイプでした。それに下級生がついてきてくれればいいかな、という感じでした」

 ――今もそうだけど、自然と桑原選手の周りに人が集まる。学生のころからそうだった?
 「どうですかね。人に好かれようと思ったことはないんですが、会ったひとそれぞれに合った接し方はしようとは、学生のときから考えていた。あとは自分のありのままでいこうと」

 ――プロを意識したのは?
 「高校に入ってから。2年生くらいです」

 ――自分の中で何が手応えがあった?
 「手応えはなかったんですが、スカウトの方が見にきてくれるようになっていたので、そういう声も聞こえてきて、頑張りたいなと」

 ――ベイスターズに指名(11年ドラフト4位)されて印象はどうだった?
 「正直、ベイスターズの印象が本当に全くなかったので、横浜かあ、という感じ。全然イメージがつかなかったです」

 ――その中で1000試合出場まできて、今の自分の点数は?
 「まだまだ終わりではないので初心を忘れずに頑張っていきたいです。常に納得いけるようにいつも100点は目指していますが、そういう日は少ないので、ここまでの点数は50点くらいですかね(笑い)」
(第3部終了)

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