広島 4連勝で阪神にジワリ5差接近!末包が初の3戦連発

[ 2023年8月30日 21:36 ]

セ・リーグ   広島2―1巨人 ( 2023年8月30日    京セラD )

<巨・広>5回無死、右越え本塁打を放った末包(左)を迎える新井監督(左から2人目)ら(撮影・平嶋 理子)
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 広島が巨人を下して4連勝とし、首位・阪神とのゲーム差を5に縮めた。

 今季初対戦の巨人・菅野の立ち上がりを攻め立てた。先頭の菊池が中前打を放ち、2度の内野ゴロで走者が入れ替わって2死一塁。西川がカウント2―1から右中間へ二塁打を放ち、ランエンドヒットでスタートを切っていた一塁走者・小園が生還した。幸先のいいスタートを切り、西川も「初回からいい先制点になりました」と喜んだ。

 5回には貴重な追加点を奪った。末包がカウント1―2から菅野の152キロを右越えの7号ソロ。2年目で初の3試合連発を「回の先頭だったので、何とか塁に出ようという気持ちでいった。結果的にホームランになって、追加点につながって良かった」と振り返った。前日29日の同戦は2点を追う8回に代打で登場して逆転の決勝3ラン。殊勲の一撃で1分けを挟む3連勝を呼び、自力優勝の可能性を復活させた前夜に続いて存在感を発揮した。

 先発・大瀬良は走者を背負っても粘った。1―0の4回1死二、三塁では岡田を二ゴロ。申告敬遠で2死満塁にしてから菅野に許したグラブをはじく投手強襲の打球では二塁手・菊池が素手で捕って一塁へ投げる好守に助けられ、6回無失点で6勝目を挙げた。

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