DeNA反撃あと一歩…広島連破ならず　復帰登板の浜口は6回2失点好投も今季初勝利またお預け

セ・リーグ   DeNA2ー4広島 （ 2023年8月2日    マツダ ）

DeNA先発の浜口（撮影・奥　調）
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　DeNAは2日、敵地・マツダスタジアムで広島に敗れ、連勝を逃した。この日、出場選手登録された浜口遥大投手（28）は6月16日のロッテ戦以来の先発マウンド。6回3安打2失点の好投も打線が1得点に抑えられ、今季初勝利はまたもお預けとなった。

　浜口は初回、2回と失点を許したが、尻上がりに修正。3回からはいずれも3者凡退に抑え、5回まで2失点と待望の今季初勝利に向けて粘りの投球を見せた。

　打線は4回。宮崎、牧、佐野の3連打で無死満塁の好機をつくると、6番で起用された大田が右前へ適時打を放ち1点差に迫った。6回には2死から大田がこの日3安打目となる左前二塁打で出塁。続く大和が広島先発の森に12球投げさせる粘りを見せたが空振り三振に倒れた。

　粘りの投球を続けた浜口は6回、1死2、3塁のピンチも坂倉、堂林を連続三振に抑え、マウンド上でグラブを叩き雄叫びを上げた。結局、7回の攻撃で代打を送られ交代。6回88球、わずか3安打ながら今季6試合目の登板も初勝利はお預けとなった。

　3点差で反撃を狙った打線は9回、無死一塁から代打・梶原の適時二塁打で1点を返したが及ばず。2位・広島相手に連勝はならなかった。