Rソックス・吉田 雄星撃ちも…7回に164キロ死球で交代 右ふくらはぎ直撃…エックス線異常なし

[ 2023年7月3日 02:30 ]

ア・リーグ   レッドソックス7-6ブルージェイズ ( 2023年7月1日    トロント )

<ブルージェイズ・レッドソックス>7回の第4打席で死球を受け苦悶の表情をみせる吉田正尚(ロイター)

 レッドソックス・吉田が苦悶(くもん)の表情を浮かべ、背中からグラウンドに倒れ込んだ。ブルージェイズ戦の7回1死二塁の第4打席。101.8マイル(約164キロ)の直球が右ふくらはぎ付近を直撃した。今季6個目の死球。痛みをこらえ、何とか立ち上がって一塁に向かったが、9回に代打を送られて交代した。

 「6番・DH」で出場し、5月2日の前回対戦では本塁打も放った菊池から2回に右前打。スライダーを巧みにバットに乗せた。菊池降板後の5回2死二塁では中前適時打。2試合連続のマルチ安打としたが、7回の死球で暗転した。6月25日のホワイトソックス戦でも右手首付近に死球を受け、2試合スタメンから外れたばかり。試合後のエックス線検査では骨などに異常はなかったが、アレックス・コーラ監督は「痛みがある。明日どうなっているか。いい感じでバットが振れていたが…」と声を落とす。

 依然としてチームは強豪ひしめくア・リーグ東地区で最下位も2連勝で勝率5割に復帰。浮上の兆しがあるだけに、吉田のコンディションが心配される。

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