広島　来た来た！6連勝　九里今季2度目の完封＆打線が14安打8得点爆発　首位・阪神と2差大接近！

セ・リーグ   広島8－0ヤクルト （ 2023年6月30日    神宮 ）

＜ヤ・広＞8回、無得点に抑えベンチへ引き揚げる九里（撮影・会津　智海）
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　広島が30日のヤクルト戦に勝利し、これで6連勝。昨年の開幕6連勝以来という大型連勝となった。

　好調な打線が、この日も一発攻勢で主導権を握った。まずは前夜のヒーロー・坂倉だ。0―0で迎えた2回無死一塁からの第1打席。相手先発のサイスニードが投じた高めの速球を完璧にはじき返し、大飛球はそのまま右翼席に吸い込まれていった。

　「打ったのはストレート。バッティングカウントだったので積極的にいきました。先制につながって良かったです」

　前日29日のDeNA戦では同点の7回に中前へ決勝適時打を記録。チームを今季最長タイの5連勝へと導く活躍が光った。試合前時点で6月は55打数20安打で月間打率・364。打撃好調を維持する正捕手の先制弾で活気づいた打線は、続く3回にも菊池の4号ソロで加点。さらに5回には秋山、坂倉、田中と3本の適時打で3点を奪った。

　7回にも2点を奪うなど、大量リードとなったが、先発の九里はリズムを崩さず8回まで3安打無失点。結局、9回もマウンドに上がり、今季2度目の完封を達成を達成した。

　試合終了後に、首位・阪神がサヨナラ負けを喫したため、首位と2ゲーム差まで詰め寄った。