DeNA 今永の完封ペース一転…終盤2イニングで逆転許し4連敗 “ポケモンデー”初戦飾れず

[ 2023年6月30日 20:57 ]

セ・リーグ   DeNA1ー2中日 ( 2023年6月30日    横浜 )

<D・中>8回を投げ終えベンチへ戻る今永(撮影・島崎 忠彦)
Photo By スポニチ

 DeNAが終盤に逆転を許し4連敗を喫した。今永昇太投手(29)が30日、中日戦(横浜)に今季10度目の先発登板。1ー0の8回に代打・宇佐見に同点打を浴び、同戦37イニングぶりに失点を許した。8回111球4安打6奪三振1失点で降板。今季6勝目はあと一歩のところでお預けとなった。同点の9回に2番手・伊勢が高橋周に勝ち越し打を許し、無念の逆転負けとなった。

 中日戦37イニングぶりの失点だった。1点リードの8回のマウンドにも上がった今永は、雨が降りしきる中で気迫の投球を見せ続けてきた。しかし、この回先頭の村松に不運な形の投前安打を許し、続く石橋に送りバントを決められ1死二塁に。ここで中日ベンチは代打攻勢に出る。龍空に代わり打席にたった福永は空振り三振に仕留める。しかし、投手・小笠原の代打・宇佐見に108キロの外角やや低めのカットボールをうまく捉えられ、打球は中堅手・桑原の横を抜ける二塁打に。二走・村松に同点の生還を許し、試合は振り出しに戻った。

 そして同点の9回、今永に代わり伊勢がマウンドに上がると、岡林を右飛、石川昂に四球、細川を右飛で2死一塁に。ここで高橋周に左翼フェンス直撃の二塁打を打たれ、一走・石川昂が一気に勝ち越しのホームイン。今永の完封ペースだったが一転、終盤2イニングで逆転を許した。

 打線は0ー0の4回に先頭。ソトの宇行越えの二塁打、大和の右前打と連打でつないだ後、戸柱の強烈な三ゴロの間にソトが生還。エース左腕対決の中、貴重な先制点をもぎ取った。しかし、その後はあと1本が出ず。「ポケモンボールパーク ヨコハマ」(~7月2日までの3連戦)と銘打って初開催された一戦。相手の5安打を上回る8安打を放ちながら1得点に終わり、痛い4連敗となった。首位・阪神も巨人に延長10回サヨナラ負けを喫したためゲーム差は1.5のまま。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年6月30日のニュース