ロッテ朗希が7回1失点 最速164キロ、10Kも…自己ワースト4暴投に2失策 宮城より先に降板

[ 2023年6月27日 20:09 ]

パ・リーグ   ロッテ―オリックス ( 2023年6月27日    京セラD )

ロッテ・佐々木朗
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 ロッテの佐々木朗希投手(21)が27日のオリックス戦(京セラドーム)に先発。侍ジャパンの同僚で相手先発の宮城大弥投手(21)とは、完全試合を達成した昨年4月以来3度目の対決となったが、7回を投げ5安打1失点(自責0)で降板。最速164キロをマークするなど10三振を奪ったが、6勝目はならなかった。

 初回先頭の茶野の初球は160キロ直球を投じるなど、カウント2―2から空振り三振。宗は163キロ直球で遊ゴロに仕留めた。中川は変化球で三ゴロに仕留めた。初回に投じた8球のうち直球は5球だが、すべて160キロを超えた。

 2回1死から頓宮に左前打で出塁を許すと、続く杉本の2球目が暴投となって1死二塁に。続く杉本に1ボール1ストライクからの162キロ直球を中前に運ばれた。頓宮は三塁を回ったところでストップしたが、中堅手の藤原がボールをこぼしたのを見て生還。藤原に失策がついた。この1点が宮城との投げ合いの中で重くのしかかった。

 5回には自らの2失策で2死三塁のピンチを背負ったが、茶野を空振り三振に仕留める。6回は2暴投などで2死満塁のピンチも、杉本を空振り三振に抑えた。7回は無死一塁から、1度ベンチへ治療に戻る場面もあったが、後続を抑えた。107球を投げて10三振を奪い、味方の反撃を待ったが、宮城の前に打線が8回まで得点を奪えず。6勝目はならなかった。

 前回18日のDeNA戦から中8日での先発。友であり、ライバルである宮城との先発対決は過去2戦2勝だが、今回は首位を争い両チームの対戦で先にマウンドを降りた。7回を投げ終え再び規定投球回に到達したが、自己ワーストの4暴投に2失策など、ミスも絡んでしまった。

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