楽天・早川 自慢の快足生かしプロ初安打&6回1失点で今季4勝目

[ 2023年6月18日 05:20 ]

交流戦   楽天2-1巨人 ( 2023年6月17日    東京D )

<巨・楽>5回無死、早川(右から2人目)は一塁内野安打(撮影・小海途 良幹)
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 投げて走った。楽天の先発・早川がプロ初安打&今季4勝目。自慢の快足と本業で勝利を呼び込んだ。

 「初安打はやっぱり内野安打でしたね。(相手投手の)グリフィンはフィールディングの方は苦手かなと思って走りました」。6回6安打1失点の投球よりも、5回の“快足打”がうれしかった。先頭打者で一塁横へのゴロ。全力疾走で駆け抜け、グリフィンの一塁カバーが遅れて内野安打となった。2死後、小郷の決勝3号2ランへつながっただけに、価値ある一打だった。

 投げては「ギアを上げるところで上げられた」と好投。全力疾走後も、投球に影響がないように練習している成果を見せた。プロ初安打の記念球は「父の日なんで父にあげようと思います」。早川の笑顔がチームに交流戦の貯金1を呼んだ。(秋村 誠人)

 ▼楽天・小郷(5回2死一塁から決勝3号2ラン)追い込まれたのでつなぐ意識で行った。自分の打点で勝てたのはうれしいけど(3回の)バントミスは反省したい。

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