阪神・伊藤将が宜野座キャンプで初の100球超えの投げ込み

阪神・伊藤将
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　阪神・伊藤将司投手（26）が6日の沖縄・宜野座キャンプで、今キャンプ最多となる102球の投げ込みを敢行した。途中からは上背のある井上を打席に立たせて、胸元を突くクロスファイアーを意識しての投球。右打者対策にも取り組んだ。

　「ブルペンでも球数多く投げられているので、いい感じで来ている。ストレートがあってこそ、変化球が決まると思うので、まずはストレートをしっかり投げられるように、キャンプでは取り組んでいきたい」とOBの能見篤史氏、自主トレに取り組んだ岩貞の影響で、直球に磨きをかけることをテーマとしている。

　1年目に10勝、昨年も9勝と安定感を発揮する左腕は3年目に向け、「2桁勝利はもちろんですし、2年連続で規定投球回数を達成できていないので、今年は達成できるように頑張りたい。先発でやっている以上、開幕投手をやりたい気持ちが強いので、キャンプでアピールできたらいい」と青柳との開幕争いにも名乗りを上げた。