DeNAの牧にオリジナル登場曲「MAKE IT!!!」 HIPPYが制作 曲名発音は主役に寄せて

[ 2023年2月6日 03:00 ]

笑顔の牧(撮影・島崎 忠彦)
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 DeNAの牧秀悟内野手(24)に、今季からオリジナルの打席登場曲が誕生することが5日、分かった。人気シンガー・ソングライター・HIPPYがプロ野球選手に初めて書き下ろした「MAKE IT!!!」で制作はほぼ終了した。

 3月のWBCに臨む侍戦士に心強い後押しだ。牧がHIPPYと交友関係にあり今回のコラボが実現。「HIPPY」がプロ入り後の牧の活躍をイメージしながら思いを込めて制作し、約5分の楽曲となっている。

 「MAKE IT」の意味はやり遂げる、やり抜く。発音は「メイキッ」で、響きが「マキッ」に近くサビでは「メイキッ」が繰り返される。横浜スタジアムで打席に向かう牧を、ファンの「メイキッ!メイキッ!」の歓声が包み込む。

 入団以来、人気アニメ「SLAM DUNK」のキャラクター「神奈川の牧」こと海南大付・牧紳一にちなみ、主題歌「君が好きだと叫びたい」(BAAD)などを登場曲に使用している。従来の選曲に「MAKE IT!!!」が加わる。

 この日はキャンプ第1クール最終日で全体練習後に特守もこなした。WBCを見据えオフからスイング量を増やし「早め早めの気持ちでやっている」。三浦監督も「牧は順調に来ている。しっかりオフも取り組んでいたんだと思う」と話した。

 HIPPYの代表曲「君に捧(ささ)げる応援歌」は多くのプロ野球選手が使用し、20年のプロ野球選手登場曲タイトル別ランキングで11選手が用いて1位を獲得した。同年には他の曲も含めて、12球団で19選手が登場曲に使用したほど。応援ソングの第一人者であり、南国で世界一に向け鍛えるDeNAの大黒柱に届く歌声は、まさしく「牧に捧げる応援歌」となるはずだ。

≪過去の主なDeNA選手のオリジナル登場曲≫

 ☆藤田一也 「イケてるFUJITA!!」。MUNEHIRO(鈴木紗理奈)の「イケテルJAPAN!!」をアレンジ。

 ☆山口俊 Call My Name「What’s Up 山口俊Ver.」。原曲をアレンジ。

 ☆梶谷隆幸 A.F.R.O書き下ろしの「FAMILY」。

 ☆白崎浩之 同じくA.F.R.O書き下ろしの「HERO」。

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