広島ドラ5・松本、完ぺき!シート打撃登板で打者7人ピシャリ それでもどん欲「もっと精度高めないと」

[ 2022年2月15日 19:06 ]

<広島沖縄キャンプ>シート打撃に登板した松本(撮影・坂田 高浩)
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 広島のドラフト5位・ドラフト5位の松本竜也投手(22=Honda鈴鹿)が沖縄2次キャンプ初日の15日、初めての実戦形式としてシート打撃に登板し、打者7人を完全に抑えてアピールに成功した。

 登板結果は羽月=二ゴロ、石原=遊ゴロ、宇草=三ゴロ、中村健=三邪飛、持丸=二ゴロ、二俣=空振り三振、大盛=三邪飛

 最速145キロを計測し、カーブを交えた緩急も効き、外野への打球も許さなかった。

 「いいところもたくさん出ているけど、課題が見えている。収穫よりは課題を意識して、どんどん突き詰めたい。今日で言えば(走者ありの設定で)クイックになった時に少し走者の意識が強くなり、ボール先行になった。もっともっと精度を高めていかないと」

 プロの打者に対してフォークやスライダーも試投した。「フォークは思っているよりも(打者が)いい反応だった。ゴロや空振りを取りたい」。社会人時代に多投していなかったカーブは5球を投げ、4球で見逃しストライクを取るなど有効性を実感。「日南(1次キャンプ)の最後のクールで(森下)暢仁さんにカーブを教えてもらった。握りというより使い方、腕の出し方。今日は思いの外に(効果が)出た。幅が広がる可能性を感じ取れた」と手応えを深めた。

 即戦力の救援右腕として期待する佐々岡監督も「タイミングが取りづらい。(打者が)差し込まれている」と評価を一段と高めた。

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2022年2月15日のニュース