広島・大瀬良 打ち込まれた“ドラ1の後輩”黒原思いやる「プロのレベル知って、また次につながっていく」

[ 2022年2月15日 18:30 ]

<広島沖縄キャンプ>ランチ特打に打撃投手として登板した大瀬良(撮影・坂田 高浩)
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 広島・大瀬良大地投手(30)は沖縄2次キャンプ第1クール初日の15日、シート打撃に初登板して打ち込まれたドラフト1位・黒原拓未投手(22=関学大)を思いやった。

 打者11人に投げて8安打を浴びた結果を報道陣から伝え聞き、「そういう時もあると思う。打たれることも勉強。プロの打者のレベルを知って、また次につながっていく。プラスに捉えて、切り替えてもらいたい」とエールを送った。

 同じドラフト1位入団(大瀬良は13年1位)で1年目の春の緊張感は身をもって知る。「僕は7キロくらいやせた。相当神経をすり減らしてやっていると思う。気持ちは分かる」と思いやり、「必要そうであればアドバイスもしたい」と今後の助力も惜しまない。

 同じ日に今春初めてフリー打撃に登板し、直球のみ41球を投げて調整は順調だ。4年ぶりのV奪還には新戦力の台頭が欠かせないだけに、プロの洗礼を浴びた黒原にエースから救いの手が差し伸べられる可能性も出てきた。

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2022年2月15日のニュース