パ・リーグ CSファイナルのみ実施 リーグ1、2位球団による4試合制

[ 2020年6月15日 05:30 ]

 パ・リーグが今季もクライマックスシリーズ(CS)を行うことが、14日までに決まった。日程を短縮して開催を模索していたが、リーグ1、2位球団による4試合制(1位へのアドバンテージ1勝含め、3勝勝ち抜け)のファイナルSのみを実施することで固まった。予備日含めて5日間の日程を、11月21日開始の日本シリーズ前に押さえる。セ・リーグはCSを実施しない方針で、ともに19日の開幕までに発表される見込み。

 4月3日の12球団代表者会議で、セ・パの日本シリーズ進出条件が異なるケースがあることについて、両リーグで合意は得られていた。本拠球場が6チーム中4チームが屋外のセに対し、パは6チーム中4チームがドーム球場。雨天中止の恐れが少なく、セに比べれば順調に日程消化が見込めることで、CS開催を支持する声が強かった。斉藤惇コミッショナーは「個人的には(足並みが)そろわないかなとは思うが、各リーグの決定を尊重する」と話していた。

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2020年6月15日のニュース