ロッテ・田村　開幕OK！急性腰痛から復帰即安打　井口監督「腰も足も大丈夫だね」

練習試合   ロッテ3―4西武 （ 2020年6月14日    メットライフD ）

＜西・ロ＞初回を終え、、ロッテ先発・美馬（右）と言葉を交わす田村（撮影・吉田　剛）
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　ロッテ・田村が、ソフトバンクと激突する6・19開幕へ間に合った。3日に急性腰痛で離脱したが、この日から1軍に合流し「8番・捕手」で出場。6回先頭の打席では三遊間をしぶとく破る左前打を放ち、「痛烈なレフト前ヒットだったって書いておいて！」と上機嫌で話した。

　打線はこの直前まで西武のサブマリン・与座の前に無安打。復帰初戦の正捕手がベンチに活気を与えた。出塁後は藤岡の左前打で二塁へ進み、福田秀の左飛では三塁へ果敢にタッチアップして進塁。角中の2点適時打で本塁へ生還し、その裏の守備から交代となったが、井口監督も「腰も足も大丈夫だね」とひと安心だ。

　「普通にできたかな。病院に行ったり、注射を打ったりして良くなっていた。慌てて、またケガするのがチームや自分にとってもマイナスだと思った」。リハビリ期間中にドラフト2位・佐藤が計3発を放つなど猛アピールする中で、焦らず治療に専念。「試合に出るのに痛いとは言っていられない」。陽気な笑顔を見せながら、強い決意もにじませていた。（横市　勇）