“暴走高校生”西武入団取り消しも…飯田専務「今は否定できない」

[ 2012年12月8日 08:55 ]

読み上げられた男子生徒の反省文

 今秋ドラフトで西武から指名された千葉国際高3年の男子生徒(18)の入団が、取り消される可能性が出てきた。同校が7日、記者会見を行い、この生徒が今月4日に道交法違反(車の無免許運転と速度超過)の疑いで千葉県警に摘発されていたと発表した。

 生徒とはすでに11月15日に契約金7000万円、年俸700万円で入団に合意しているが、西武側は事態を重視。飯田則昭球団専務は「手続きは凍結、いったんストップする」との方針を示し、この生徒を13日の新入団発表会見に出席させないことを決めた。

 西武は今年5月、週刊誌で女性とのトラブルを報じられた涌井に無期限の出場選手登録抹消の処分を下すなどコンプライアンス(法令順守)に厳しい。それだけに飯田専務は、入団取り消しの可能性についても「今は否定できない」と言及。「本人がどう反省するかが(入団への)重い判断材料になる」と続けた。

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2012年12月8日のニュース