入団取り消しも!西武指名高校生が無免許&スピード違反

[ 2012年12月8日 06:00 ]

読み上げられた男子生徒の反省文

 今秋ドラフトで西武から指名された千葉国際高(千葉県君津市)3年の男子生徒(18)の入団が、取り消される可能性が出てきた。同校が7日、記者会見を行い、この生徒が今月4日に道交法違反(車の無免許運転と速度超過)の疑いで千葉県警に摘発されていたと発表した。学校側は生徒を無期限の謹慎処分とした。すでに契約に合意している西武側は事態を重くみて13日の新入団発表会見を欠席させることに加え、入団手続き自体を凍結する方針を明らかにした。

 午後2時から千葉国際高で行われた会見には、大谷晋示(しんじ)校長(48)と野球部の高瀬忠章監督(67)が出席。一連の経緯と男子生徒の「反省文」を読み上げ、「本校の生徒がこのような問題を起こし、軽率な行動から多大な迷惑をお掛けしたことをおわびいたします」と深々と頭を下げた。

 同校によると生徒は4日午前0時40分ごろ、東京湾アクアラインを走行中、29キロの速度超過で摘発され、無免許運転が発覚した。車は同校野球部3年の別の男子生徒(18)の所有で、2人でスカイツリーの見学を目的に東京に遊びに行った帰りだった。摘発された生徒は仮免許を取得しており「運転を無理に代わってもらった」と話しているという。学校側は5日に千葉県高野連に報告。6日付で生徒を無期限の謹慎処分とした。

 生徒は1メートル85の長身で、最速145キロを誇る「房総のダルビッシュ」とも呼ばれた本格派右腕。家庭の事情で中学1年から千葉県内の児童養護施設で育った。生徒は反省文の中で「指名されたことで満足してしまった。気持ちがゆるんだ」としているが、西武側は事態を重視。すでに11月15日に契約金7000万円、年俸700万円で入団に合意しているが、飯田則昭球団専務は「手続きは凍結、いったんストップする」との方針を示し、この生徒を13日の新入団発表会見に出席させないことを決めた。

 【入団前の新人選手の主な不祥事】

 ◆翔太=大嶺翔太(ロッテ、09年ドラフト3位)八重山商工からドラフト指名された直後の09年12月4日から5日にかけ、同期の野球部員らと居酒屋で飲酒。沖縄県警に補導され学校から2週間の停学処分を受けた。ロッテは同8日に仮契約を白紙にしたが、翌10年1月22日に契約。年俸は仮契約時から50万円減の550万円となった。

 ◆古本武尊(中日、12年ドラフト3位)未成年だった10年に、自転車の飲酒運転をネット上で告白。指名後に事実を知った球団が、在籍している龍谷大に事実確認する事態に発展した。指名あいさつでの会見で、古本は「過去の自分の軽率な行動で、多大な迷惑をお掛けしたことを申し訳なく思います」と謝罪。

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