鳥谷が3億円到達 平野は保留で越年決定

[ 2011年12月22日 19:20 ]

 阪神の鳥谷敬内野手が22日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4千万円増の年俸3億円の単年契約でサインした。国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留し「納得して判を押した」と淡々と話した。

 今季は全試合出場で打率3割を打ち、出塁率3割9分5厘はリーグトップ。ゴールデングラブ賞とベストナインも獲得したが、チームは4位に沈んだ。和田豊監督からは野手のキャプテンを任命されており「優勝した中でタイトルがほしい」と言う。来季にも取得する海外FA権には「今は特に考えていない。権利をもらった時に考えること」と話すにとどまった。

 2年連続でゴールデングラブ賞とベストナインに輝いた平野恵一内野手は、2千万円増の年俸1億8千万円プラス出来高払いを保留し、越年が決定。「評価に差があった。納得するまで交渉したい」とぶぜんとした表情だった。(金額は推定)

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