史上最高額は足かせ?「レ軍がどこまでダルとの契約費用を残しているか」

[ 2011年12月21日 06:51 ]

09年のWBCではチームメートとして戦ったダルビッシュ(右)とイチロー

レンジャーズがダルビッシュ落札

 レンジャーズが5170万ドル(約40億3260万円)で、入札制度では史上最高額でダルビッシュとの独占交渉権を獲得した。

 レンジャーズは入札締め切り直前に金額を引き上げたが、だが、この引き上げこそが、交渉締結への足かせとなる可能性がある。大リーグ関係者は交渉のポイントとして「レ軍がどこまで契約費用を残しているか」と指摘する。

 大リーグは入札金を含めた総額を選手への投資と判断する。米メディアは5年総額7500万ドル(約58億5000万円)と予想し、入札金を合わせた年平均では2534万ドル(約19億7652万円)となる。今月上旬にエンゼルスと10年契約を結んだプホルスは年平均2540万ドル。まだメジャーで1球も投じていない日本投手が、いきなり現役最強打者と肩を並べる評価だ。だが、ダルビッシュ側からすれば、球団に入る入札金は関係なく、あくまで年俸面に反映させることを求める。

続きを表示

2011年12月21日のニュース