松井、週明けにも決断!代理人「複数オファー届く」 

[ 2010年12月12日 06:00 ]

 エンゼルスからFAとなった松井秀喜外野手(36)が注目の移籍先について、早ければ週明けの13日(日本時間14日)にも決断を下す。代理人のアーン・テレム氏は10日付のサンフランシスコ・クロニクル紙に12日(同13日)までに複数のオファーが届くことを明言。その上で同紙は「来週早々にも決断するかもしれない」と伝えた。

 オフシーズン最大の「商談場」となるウインターミーティングが9日に終了。テレム氏も精力的に動き回り、獲得に興味を示す複数の球団が現れた。交渉は初期段階を終えたことで、いよいよ次のステージに突入する。
 DH候補のトップに挙げ、獲得に全力を挙げているアスレチックスは12日までに正式オファーを提示する方針。条件は1年契約で、年俸は500万~600万ドル(約4億2000万~5億400万円)程度になる見込みだ。当初は同日までに松井側へ最初の意思表示を求める方針だったが、一気に具体的条件を提示する。ア軍のフォーストGM補佐は「回答期限は設けない」としており、金銭面の上積みや、最終手段として2年契約も用意して獲得を狙う。
 同じくDH不在のレイズも興味を示しているが、正式オファーはア軍を下回る見込みだ。テレム氏が「来季の行き先が見えてくるだろう」と話す1週間が12日に明ける。松井の運命の歯車が、いよいよ動き始める。

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2010年12月12日のニュース