左投手だから?松井秀 スタメン外れ出番なし

[ 2010年6月27日 06:00 ]

<エンゼルス・ロッキーズ>延長11回裏、代打の準備をするも出場なく試合終了、がっくりとベンチを去る松井

 【エンゼルス3-4ロッキーズ】メジャー通算150本塁打にあと「1」と迫るエンゼルスの松井だが、25日(日本時間26日)のロッキーズ戦は5試合ぶりの欠場。相手先発は左腕フランシス。今季、先発左腕に打率・179と結果が出ていないため、区切りの一発を目前にスタメンを外された。

 ソーシア監督は「休みを与えるため。左腕は関係ない」と強調した。しかし、8日間で6試合と日程的にも余裕がある上、19日のカブス戦も欠場した松井を休ませる理由は多くない。左投手との相性や松井自身の調子を判断されたのは明らか。

 1点を追う延長11回2死一、三塁では、ベンチ内でストレッチを行って準備したにもかかわらず、捕手のマシスがそのまま打席へ向かった。ソーシア監督は「マシスが振れていたから」と、代打起用を見送った理由を説明。結局、出番なく試合も敗れた。

 左右での違いについて「自分の中では分からない」とぶ然とした松井。首脳陣との関係を問われ、「信頼が低下しているとは感じない。もしそうなっているなら仕方ない。僕とすれば今まで通りにやるしかない」と切り替えに必死だった。

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2010年6月27日のニュース