水戸桜ノ牧などセンバツ21世紀枠候補に

[ 2009年12月16日 06:00 ]

 日本高野連は15日、第82回選抜高校野球大会(来年3月21日から12日間、甲子園)の21世紀枠候補9校を発表した。大会に出場する3校は一般選考と同じ来年1月29日の選考委員会で決まるが、9校の中から東(東海、北信越以東)と西(近畿以西)の1校を選び、残り7校の中から3校目を決める。

【21世紀枠候補


 <水戸桜ノ牧(茨城)>同枠の県推薦選出3度目でようやく第1関門を突破。県内有数の進学校ながら今夏茨城大会で2度目の準優勝。秋は2年連続関東大会に出場と文武両道が評価された。海老沢監督は「そろそろ21世紀枠に選ばれてもいいと思う」と祈る気持ちでいっぱいだ。この日は松井がエンゼルスと入団について基本合意したが、同校はエ軍本拠地・アナハイムから毎年短期留学生を受け入れている。大川教頭は「松井選手のエンゼルス入り合意の日に候補に選出されたことに何かを感じる」と甲子園初出場を期待していた。

 <山形中央(山形)>部員が地域の清掃活動や生徒会活動に積極的に参加する“模範的学生”という点が評価され選出された。今秋東北大会準々決勝で秋田商相手に0―1でサヨナラ負け。甲子園出場経験はないが昨年エースの鈴木駿也投手(18)がソフトバンク入りするなどチーム力は向上している。庄司監督は「地域とのつながりも深いし、うれしいニュースの一つになった」と口元を緩めていた。

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2009年12月16日のニュース