高橋建がチーム合流　リュックで初登校？

ルーキーのお仕事で、お菓子入りのリュックサックをブルペンに運ぶ高橋建

　【メッツ７―１マーリンズ】メジャー昇格を果たしたメッツの高橋建投手（４０）が２７日、チームに合流。この日のマーリンズ戦はメ軍が初回から大量リードを奪ったため出番はなかったが「何もしていないのに凄く疲れた。Ｋロッド（ロドリゲス）とか本来はテレビの人だったから、アメリカに来たなとつくづく感じた」と語った。

　２６日に昇格の知らせを受け、この日早朝に自宅のあるニューヨーク州バファローからニューヨークに移動した。クラブハウスのロッカーにはまだ名前がなく、背番号３６も球場に到着してから知らされた。すべてが初体験で試合では、新人の仕事であるブルペン用のお菓子が入ったピンクのリュックサックを運んだ。「年齢はベテランだけど、これは１年目の仕事だって。ユーモアがあるなと思った」と笑った。
　マニエル監督は「先発が崩れた時に一番最初に呼ぶのは彼。左右の打者両方で使える」とロングリリーフで起用していく考えを明かした。日本にいる家族にも電話で報告したという“オールドルーキー”は「早くマウンドに上がって１球投げてメッツの一員になったという気分を味わいたい」と話した。