4番でしっかり打点挙げた松井秀 激走で三塁打も

[ 2009年4月29日 15:26 ]

 【ヤンキース11-0タイガース】4番で先発したヤンキースの松井秀が、2安打を放ち、出場8試合連続安打。7回には4番として本塁打以外では初のタイムリーで、チームの連敗ストップに貢献した。 3―0の7回2死一、二塁。カウント1―3から、左腕ロバートソンの速球を中前へ運び、4点目をたたき出した。この回10点の猛攻を導き「有利なカウントになり、真ん中に甘く入った球。投手戦の中でビッグイニングをつくれて良かった」。しっかりと4番の責任を果たした。

 6回2死では、2007年9月以来の三塁打。それまで打線が3安打に抑えられていた先発右腕ジャクソンに対し、フルカウントからの速球を豪快に右中間へ打ち返した。
 大飛球に辛うじて追いついた中堅手がはじく間に、三塁まで激走した松井秀は「広い球場だとなかなかフェンスを越えてくれない」と苦笑いしながら「左ひざは非常にいい状態。スピードがあったかどうかは分からないが、全然大丈夫」。昨年手術を受けた左ひざの不安を一掃した。
 左ひざの回復とともに、打率は2割8分8厘まで上昇。「開幕後の数日に比べれば、状態は良くなっていると自分で感じる。全体的にバランスが良くなっている」と手応えを口にした。(共同)

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2009年4月29日のニュース