坂本の成長、女性問題がトレードの要因に

[ 2008年11月14日 16:07 ]

 二岡は昨年11月、痛めていた左ひざを手術した。今季の開幕戦では「2番・遊撃」で先発したが、この試合で右ふくらはぎを痛めて戦列を離脱。目標は「全試合出場」だったが、31試合の出場にとどまった。

 2年目の坂本ら若手の成長もあり、残留しても来季は代打要員が濃厚だ。2軍で調整中だった7月に、タレントの山本モナとの不適切な交際が報じられたことも球団のイメージを損なった。
 だが、得点力不足に悩む日本ハムでは、二岡が力を発揮できる可能性がある。守備の負担を軽減するため、三塁での起用も考えられ、移籍がプラスに作用するかもしれない。
 マイケル中村の今季の投球内容は不安定だった。しかし、来季は年俸1億7000万円(推定)からの大幅アップが想定される。日本ハムは球団経営上、同投手を放出し、弱点を補うことを選んだ。
 巨人の救援陣は今季、越智と山口が大車輪の活躍だった。だが、若い2人が来季も同様の成績を残せるかは未知数だ。クルーンがシーズン終盤に安定感を欠いたことも、マイケル中村の獲得につながった。

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2008年11月14日のニュース