五十嵐ヤクルト単年残留「最後まで迷った」

[ 2008年11月14日 06:00 ]

 今季国内FA権を取得し、行使せず残留の意向を示していたヤクルト・五十嵐亮太投手(29)が13日、3000万円増の年俸8400万円プラス出来高の1年契約で合意した。国内移籍、複数年契約などの選択肢から単年残留を決断。埼玉・戸田での練習後「決まりました。最後まで迷った。海外(FA)を頭に入れているので取ってからまた考えたい」とした。日本人最速タイのMAX158キロ右腕は、来オフのメジャー移籍の可能性も口にした。

 一昨年の右ひじ手術から復帰。今季は44試合で3勝2敗3セーブ、防御率2・47。157キロもマークした。前半戦に不調で2軍調整を強いられたが「後半はよかったので同じ感覚でいければ」と手応えを感じており、今後も戸田で調整を続ける。

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2008年11月14日のニュース