センバツ準V明大・森田貴 初陣2K

[ 2008年9月15日 06:00 ]

力投する明大先発・野村

 東京六大学野球秋季リーグ第1週最終日は14日、神宮球場で2回戦2試合が行われた。第2試合では連覇を狙う明大がリーグ戦初登板となった森田貴之投手(1年)の好投などで東大に6―0と完勝。第1試合で慶大に3―1で逆転勝ちした法大とともに勝ち点1を挙げた。

【日程と結果


 【明大6―0東大】昨春の甲子園で大垣日大(岐阜)を準優勝に導いた明大の右腕・森田貴が6点リードの9回に3番手でリーグ戦デビュー。やや緊張気味だったが、2三振と内野ゴロで1回をピシャリと抑えた。直球も自己最速にあと1キロに迫る147キロをマークし「甲子園もいいけど神宮も楽しい」とおどけた。先発した野村は昨夏の甲子園で広陵(広島)の準優勝に貢献した右腕。こちらも6回3安打無失点と好投した。森田貴が「野村には負けたくない」と言えば野村も「森田の登板は刺激になる」。1年生コンビの活躍で勝ち点を挙げ、連覇へ向け好スタートを切った善波監督は「野村もいいし、森田も戦力と感じました」と目を細めていた。

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2008年9月15日のニュース