ナショナルズ 新球場で開幕劇勝

[ 2008年4月1日 06:00 ]

 【ナショナルズ3-2ブレーブス】米本土開幕戦、しかも新球場初戦で最高の勝ち方だ。ナショナルズのジマーマンがブレーブス戦の同点で迎えた9回、左中間へサヨナラ弾を放った。右中間席後方にあるメジャー最大の横幅約31メートルの大型スクリーンに映し出されたヒーローは「この日のために、ああいう場面を待っていた」と3万9389人の観衆と興奮に酔いしれた。

 最前列への一発は新球場でなければ出なかった。ナショナルズ・パークは左中間最深部が370フィート(約112・8メートル)で、前年までのRFKスタジアムの380フィート(約116メートル)より約3メートル短い。「フェンスを越えてくれって祈っていた」。球場もナ軍に味方した。

 9回表に捕逸で同点とされたロデューカは「一流は最も大事な場面で期待に応える。コービー・ブライアントやマイケル・ジョーダンに通じる」とNBAのスターを引き合いに出して、23歳の若き主砲を称えた。

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2008年4月1日のニュース