岩村 先頭打者本塁打など2打点

[ 2008年3月7日 09:00 ]

フィリーズ戦の1回、先頭打者本塁打を放ち、出迎えを受けるレイズの岩村

 レイズの岩村明憲内野手は6日、フロリダ州クリアウオーターで行われたフィリーズ戦に「1番・二塁」で出場、先頭打者本塁打を放ち内野ゴロでも1打点、3打数1安打2打点だった。チームは6―4(5回降雨コールドゲーム)で勝った。フィリーズの田口壮外野手は出場しなかった。

 岩村が先頭打者本塁打を放った。先発イートンが投げた外に流れるツーシームを振り切ると、打球は勢いよく左翼フェンスを越えていった。「強い打球を打とうとして意識した中での本塁打」。1番打者はオープン戦1号に満足そうに話した。
 だが、本塁打よりも手応えを感じたのが第2打席だった。2回、二ゴロ失で出塁したときに三塁走者をかえした。二塁手の深い守備位置を確認し「内野ゴロを打とうと思って打った」。昨年は34打点で、得点圏打率は1割8分4厘。「1番打者でも40―50打点は挙げたい」と、頭の中には、いつもチーム打撃がある。
 一方、フライを処理したが、守備機会は多くなく、今季から二塁手を任される岩村は「なかなか飛んでこない」と苦笑い。この日はフィリーズの主砲ハワード対策の守備シフトで守り「少しずつ勉強していきたい」と話していた。(共同)

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2008年3月7日のニュース