岩村 2年目はマイペース調整

[ 2008年1月15日 06:00 ]

岩村は新しいグラブ(左はセカンド用、右は三塁用)を披露

 レイズの岩村明憲内野手(28)が沖縄・浦添市での自主トレを公開。メジャー2年目を迎える今季はオープン戦など実戦でのアピールを封印し、マイペース調整で開幕ダッシュに向かう。

 「去年は1年目でアピールが必要だったけど、そこでつまずいた。今年はアピールはいらん。2年目のゆとりがある。徐々にやって開幕ダッシュしたい」。昨年のオープン戦では中盤過ぎまで不振に陥り、打率・220と低迷。結果を求めるあまり打撃フォームを崩した。だが今季は「1番・二塁」が確約されており、フォーム固めに専念できる。もちろん試合には出場するが、結果よりも内容を重視する。

 二塁手転向に向けた準備も着々。この日レイズの新しいカラーである濃紺を網ヒモに使ったニューグラブを披露。さらに「シンでしっかりボールをとらえる」ために2回りも小さいグラブを使って守備力を強化する。背中に金色の登り竜が描かれたTシャツも披露し「登っとけと。横ばいじゃあかんから」とニヤリ。打率3割、100得点に向けて飛躍の2年目が始まる。

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2008年1月15日のニュース