プルシェンコ氏 インスタでロシア批判に反発か?「私はロシア人だ 人種差別をやめろ!」

[ 2022年3月7日 01:55 ]

エフゲニー・プルシェンコ氏
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 2006年トリノ五輪フィギュアスケート男子金メダリストで“ロシアの皇帝”として知られるエフゲニー・プルシェンコ氏(39)が6日、自身の公式インスタグラムを更新し、ロシアのウクライナ侵攻批判に反発したと思われる書き込みをした。

 プルシェンコ氏は、ソチ五輪での団体金メダルを首に掛けている写真や、過去の五輪でのメダル獲得の写真を投稿。英語とロシア語で「私はロシア人だ。ロシア人であることを誇りに思っている」と書き始め「4つの五輪でメダルを母国・ロシアにの持ち帰って来た。人種差別をやめろ!ジェノサイド(民族大量虐殺)をやめろ!ファシズムをやめろ!」と書きつづった。また、ロシア語では「頭を上げろ。ロシア人であることに誇りを持て」などとも書かれている。

 プルシェンコ氏は2日にも自身の公式インスタグラムで国際スケート連盟(ISU)が、国際大会からロシアとベラルーシの選手を除外したことに「スポーツと政治を混同してはならない」と怒りの投稿。さらに「私は大統領を信頼しています」とロシアのプーチン大統領を擁護するコメントをしたため、ネット上で多くの批判を浴びていた。

 プルシェンコ氏は02年ソルトレイクシティ五輪で銀、06年トリノ五輪で金、10年バンクーバー五輪で銀、14年ソチ五輪で団体戦で金メダルを獲得している。

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