ワリエワ「本当にハッピー以上の気持ち」 五輪で女子初の4回転成功

[ 2022年2月7日 15:16 ]

北京五輪第4日・フィギュアスケート団体 ( 2022年2月7日    首都体育館 )

<北京五輪 フィギュア団体戦>女子SP、演技を終えたワリエワ(中央)は各国の選手から拍手を受ける(撮影・小海途 良幹)
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 女子フリーでカミラ・ワリエワ(ROC)が178・92点をマーク。90・18点のSP(6日)に続いて1位となった。ROCは金メダルを獲得した。

 “絶望”の異名を持つ15歳が、五輪史にその名を刻んだ。「ボレロ」に乗って、冒頭に鮮やかに4回転サルコーを成功。女子では五輪で初めて4回転ジャンプが決まった瞬間だった。

 トリプルアクセル、トーループの4―3回転も決めたが、演技後半の4回転トーループは転倒。それでも、坂本を大きく上回るハイスコアをマークした。

 団体戦後の会見では、4回転ジャンプを決めた感想を問われ、次のように答えた。

 「本当にハッピー以上の気持ちです。トリプルアクセルも決められた。4回転も2回、やりました。凄く良い気持ちです。当然、プレッシャーはあります。でも、勇気を持って“大丈夫”となるべく思うようにしていました。プレッシャーがあるゆえに、さらに頑張れるという側面もあると思います」

 個人戦はSPが15日、フリーが17日。団体との2冠に向けて、15歳が準備を整える。

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