脊椎損傷のスノボ女子・芳家里菜 手術終了を報告「自由に動けるまでにはもう少し時間がかかるかも」

[ 2022年2月7日 11:39 ]

スノボ女子・芳家里菜インスタグラム(@rinayoshika)より

 北京五輪のスノーボード女子のスロープスタイルとビッグエア代表で練習中の転倒で脊椎を損傷し、大会を欠場した芳家里菜(22=STANCER)が7日、自身のインスタグラムで無事手術を終えたことを報告した。

 芳家は「無事に手術は終わりました…」と手術終了を報告。「もう既に知ってる方も多いと思いますが、3日の公開練習中にジャンプセクションでミスをしてしまい脊椎損傷と診断されました。幸いにも麻痺はありませんでした。すぐに病院へ行きそれからずっと寝たきり状態が続いて座ることも出来ずかなりきつかったですが、今は手術も終わり痛みはありますがとても元気です!」と経過を説明。「自由に動けるまでにはもう少し時間がかかるかもしれないですが」と続けた。

 「オリンピックに出るために頑張ってきてせっかく掴んだ舞台。スタートすら出来なかったこと、本当に悔しいです。ここまで沢山の方に応援してもらっていたのにこんな形で終わってしまって申し訳ありません」と悔しさをにじませ、「今はまだ色々な事を考えてしまって涙が出る時もありますが、徐々に気持ちを切り替えて次の事を考えれるようにします。今回のクラッシュは記憶もあり、かなりの恐怖がありますがこのままで終わりたくないので治療に専念して一日でも早く雪上に戻れるよう頑張ります。こんな私ですがこれからも応援よろしくお願いします」と前を向いた。

 芳家は3日に行われたスロープスタイルの公式練習中にジャンプ台から着地する際に転倒し、救急搬送されていた。

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2022年2月7日のニュース