川村あんり 涙の5位から一夜明け「4年後嬉し涙を流せるように…長いようで短い4年間の始まりの日」

[ 2022年2月7日 20:12 ]

決勝3回目を終え、手を振る川村あんり(AP)
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 北京五輪のフリースタイルスキー女子モーグルで5位入賞となった川村あんり(17=東京・日体大桜華高)が7日、自身のインスタグラムを更新。周囲への感謝をつづるとともに「次の4年間精一杯頑張ります」と26年のミラノ・コルティナダンペッツォ大会へ進化を誓った。

 川村は6日に行われた競技で、日本女子で唯一決勝3回目に進出したが、第2エア後の着地がわずかに乱れて77・12点で5位。98年長野五輪の里谷多英以来24年ぶりの金メダル獲得はならず、「メダル候補にずっと挙げていただいたが獲れなかったので、本当に申し訳ない気持ちでいっぱい」と涙を見せた。

 一夜明けたこの日、自身のインスタグラムを更新し、「オリンピック、5位でした。ここに来るまでの長い道のりを支えてくれた全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます」と感謝とともに報告。そして今季のW杯総合ランキング1位で迎えた初めての五輪の大舞台について「アメリカでのワールドカップが終わってからオリンピックまでプレッシャーを過度に感じてしまって辛かった時もあっけど、オリンピック本番では楽しんで、自分がやりたいスキーが出来ました。メダルまで後一歩届かなかったけれど、メダル獲得よりさらに素晴らしいものを学べた気がします」と振り返った。

 「あの時こうしてれば、とかもう一本滑れたら、と何百回、何千回と思うけれどこの結果をしっかり受け止めて、次の4年間精一杯頑張ります。4年後に今、悔しい思いをして良かったと嬉し涙を流せるように 長いようで短い4年間の始まりの日」と早くも視線は4年後へ。「皆さん、応援本当にありがとうございました。そして、この最高&最強(笑)のチームとここに来れて本当に幸せです」と締めくくると、フォロワーからは「勇気と感動をありがとうございます」「誰よりも輝いていた最高のランでした」「素晴らしいターンを、心に残る美しい滑りを魅せてくれてありがとう」などのコメントが寄せられた。

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