日本が銅!フィギュア団体で初メダル 坂本花織、ラストの女子フリーで148・66点

[ 2022年2月7日 13:14 ]

北京五輪フィギュアスケート団体 ( 2022年2月7日    首都体育館 )

<北京五輪・フィギュア団体戦>女子フリー、演技を終えガッツポーズをする坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート団体戦の最終日が行われ、メダル確定の日本は最終種目の女子フリーに坂本花織(シスメックス)が出場。148・66点をマークし、銅メダルを獲得した。カミラ・ワリエワがSPに続きフリー1位となったROCが金、米国が銀メダル。

 坂本は冒頭のダブルアクセル(2回転半)や3回転ルッツを着氷。演技後半はフリップとトーループの連続3回転やダブルアクセルからの3連続ジャンプはダイナミックな出来。大きく伸びるスケーティングで重厚な振り付けを踊りきり、自己ベストに迫る点数で2位に入った。

 日本は順位点合計39点の3位で迎えた最終日。ペアフリーで三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が自己ベストとなる139・60点をマークし2位。順位点で2位の9点を得て、2種目を残して合計48点で3位以上が確定し、初のメダル獲得を決めた。

 続くアイスダンスのフリーダンス(FD)には小松原美里、尊組(倉敷FSC)が出場し98・66点をマーク。映画「SAYURI」の音楽に乗せて、しっとりと演じた。4日のリズムダンスでは大きなミスのない演技を披露。この日のFDでも安定した演技を見せてメダル獲得に貢献した。

 ▼坂本「最初、女子のフリーが最後って知った時に緊張が凄くて。『これでメダル獲れなかったら、どうしよう』って、凄く考えたけど、練習はやってきたので、その練習通りにやるだけだと思ったら、結構気持ちが楽になったし、みんなが頑張ってくれたおかげで自分にも凄く余裕ができたので、みんなの力で銅メダルが獲ることができたので本当にうれしい」

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