出直し図る日野・箕内HC「見たことのない高みを」16日ラグビーTL開幕

[ 2021年1月8日 19:14 ]

オンライン取材会でシーズンへの思いを語った日野の箕内拓郎新ヘッドコーチ
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 ラグビートップリーグ(TL)日野の箕内拓郎新ヘッドコーチ(HC)、No・8堀江恭祐、SHオーガスティン・プルの両共同主将が8日、今月16日の開幕を控え、日本協会主催のオンライン合同取材会に出席。昨年3月に発生した部員の麻薬取締法違反容疑での逮捕・起訴から出直しを図るシーズンに向け、元日本代表主将の箕内HCは「まずラグビーをやる以前に、チームで話し合い、チームにカルチャーをつくろうと半年間やってきた。順調に来ているのかなと思う。チームが少し変わったな、というシーズンにしたい」と神妙に語った。

 チームは先月、選手1人が新型コロナのPCR検査で陽性判定を受け、一時活動を停止。指揮官は「濃厚接触者が数名出て、完全自宅待機でスケジュールは変更せざるを得なかった」と話したが、その後は順調に仕上がってきている様子。開幕初戦は東大阪・花園ラグビー場で指揮官の古巣でもあるNTTドコモと激突。「見たことのない高みを見ている。行けるところまで行く。飛び抜けた選手がいるわけではないので、組織として戦いたい」と、上位進出を誓った。

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2021年1月8日のニュース