新リーグは1部12、2部7、3部6チームの3部制か 22年開幕ラグビー新リーグ

[ 2021年1月8日 22:54 ]

 現行のラグビー・トップリーグ(TL)に代わり、来年1月の開幕を目指す新リーグについて、3部制の1部を12チームで開催する案が有力となっていることが8日、関係者への取材で分かった。新リーグには合計25チームが参加表明済みで、2部については7チーム、3部は6チームとなることが有力。日本ラグビー協会が来週にも説明する見込み。

 各ディビジョンのチーム数などの新リーグの概要は20年内に発表予定だったが、調整が遅れていた。その後、協会幹部が意見をまとめ、各チームの親企業幹部らに概要を説明。8日までに、全てのチームへの説明を終えた模様だ。

 当初から日本協会では拮抗(きっこう)した試合の増加を図るため、1部のチーム数を「10±2チーム」として検討。8チームや10チームの案も候補に挙がったが、社会人リーグ時代から日本ラグビー界を支えてきた各チームの反発もあり、検討案の中で最大となる「12」に落ち着くことになった。

 ある協会幹部は「3部になるチームは強化をやめてしまうかも知れない」と嘆く。現行トップリーグの16チームからは減るものの、1部が12、2部が7、3部が6の不均衡なディビジョン構成になる可能性が高まっている。

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2021年1月8日のニュース