「力み」出た宮原 転倒のサルコーは「まだどこかに苦手意識が…」

[ 2018年3月24日 08:29 ]

<世界フィギュア 女子フリー>演技を終える宮原知子(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケートの世界選手権は23日、イタリア・ミラノで女子フリーが行われ、SP3位の宮原知子(19=関大)は3位だった。優勝はケイトリン・オズモンド(22=カナダ)。平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(15=ロシア)はジャンプ失敗が響き5位に終わった。

 最終グループの3番目に登場した宮原は冒頭の3回転ループに成功、この後もジャンプを次々と決めたが、演技終盤のジャンプでの転倒が響き、フリー135・72点。合計では2位の樋口新葉(17=東京・日本橋女学館高)と0・82点差の210・08点で3位だった。

 「最初から硬い感じがあった」と演技を振り返り、「いい演技で終わりたい気持ちが強くて、力みになってしまったかな」と反省。転倒した3回転サルコーについては「まだどこかに苦手意識があり、変に出てしまった」と悔やんだが、最後は「すごくいい経験ができた」と前を向いた。

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2018年3月24日のニュース