宮里藍さん　要請された東京五輪女子担当コーチ「今すぐには答えは出ないと思う」

　昨年９月に引退した女子ゴルフの宮里藍さん（３２）が横浜市内のジャパンゴルフフェアの会場で取材に応じ、正式要請を受けた２０年東京五輪女子担当コーチ就任について「時間の許すかぎり考えたい。今たくさんのことを吸収し、選手目線を外れて、いろんなことを勉強させてもらっているし、今すぐには答えは出ないと思う」と結論を出すまでには時間がかかるとの見通しを明かした。

　決断の時期についても「期限は設けていない。ご迷惑にならない限り、時間を使わせていただけたらと思っている」と話した。

　迷っている理由に関しては「選手目線とコーチの立場では求められているものが違う。そこを自分ができるのか。２０年まで２年を切って、その中で自分が求められていることを本当に養えるのか。勉強する時間があまりにも短い。直前まで選手が決まらないというのも自分の中では難しいと思っている」と説明した。